自主練メニュー作る時に絶対に守るべき6つのルール
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・最初に大切な話 ・サイズ選び ・スパイクの種類 ・ピンの種類 ・オススメのスパイク ・最後に
まず最初に!!「スパイクはジャストサイズ」これだけは守ってください 成長期だから、ワンサイズ上で・・・ すぐ履けなくなるともったいないからワンサイズ上で・・・ サイズの合わないスパイクを履いて足をぶっ壊した選手を何人も見てきました。 保護者の皆さん、子供に大きいスパイクを履かせるのはスポーツ虐待と言っても過言ではありません。小さいパツパツのスパイクを使わせるのも同様です。 またスパイクにインソールを入れて使うのは、ルール違反になる恐れがあります。 「インソールでサイズ感の調整」は基本的にNGです。 スパイクの裏側にはピンがついています
このピンの配置は各メーカーが研究して位置を決めています。 選手の走りを分析して、的確な力が地面に加えられるように配置されています。 オーバーサイズのスパイクを履くと、足裏に対するピンの配置がメーカーの想定している場所からズレます。その結果、足の筋肉に予想外の負荷がかかり怪我をする場合があります。また、フォームもおかしくなってしまいます。ほんのちょっとだから・・・もったいないから・・・その少しの気持ちがお子さんの将来をぶち壊します。 選手の皆さんも欲しいスパイクで、自分に合うサイズがないからといってワンサイズ上を履いてはいけません。 特に成長期の選手は注意が必要で、一旦身についたフォームは後になって直そうと思ってもなかなか修正できません。未来永劫後悔することになります。 過去に大きめのサイズのスパイクを履いて練習を続けた選手が、全治半年のけがを負うという現場に出会したことがあります。その選手は大きいサイズのスパイクを使い続けたせいで、異常にふくらはぎに負荷がかかり、ふくらはぎの筋肉が老人のようにガチガチになっていました。 すぐ成長するから・・・勿体無いから・・・結果的に適正サイズを購入した方が安上がりです。
・フォームが崩れる ・怪我をする ・病院通い&リハビリ ・治療費がかかる ・しばらく練習できなくなる
一番重要なサイズ選びです。結論から言います
「サイズは実際に履いてみないとわかりません」
表記されているサイズ(25.0cmなど)以外にも横幅や履き口、土踏まずなどチェックポイントがあります。普段履きのスニーカーと違い、速い速度でたくさん走るので少しでもフィット感があるシューズを選びましょう。また足は夕方にサイズが一番大きくなります。そして、大事な決勝レースも夕方頃に行われることが多いです。スパイクのサイズ選びは夕方がおすすめです。
・表記サイズ メーカー毎に微妙に差があります。同じメーカーでもシリーズによってサイズ感が違う時があります。 ・横幅 アッパーの素材や作りによって全く違います。海外メーカーは横幅が狭め。 ・履き口 こちらもアッパーの素材やシュータンの作りでかなり差があります。
ジャストサイズってどんな感じなの?? ミズノ公式サイトにわかりやすい説明が載ってますよ!
・履き口で足にあったって痛くなりそうな部分はないか? (試し履きで痛くならなくても、たくさん走ると痛くなります。少しの違和感を見逃さないで!!) ・アッパーのフィット感 (食い込んでくる部分はないか、逆にブカブカで空間が開く部分はないか) ・横幅 (狭すぎて窮屈はNG!広すぎるとコーナーとかでスパイク内部で足がブレます) ・縦の長さ (足の指がまっがてない?つま先きつすぎない?ほんの少しだけ余裕があって、足の指を曲げ伸ばしできるくらいがおすすめ)
スパイクのピンには 土のグラウンド用のピン→「アンツーカーピン」「ランスパーク」 オールウェザー用(ゴムトラック)のピン→「平行ピン」「パウピラ」 があります。メーカにより呼び方が違います。 詳しくはアシックの公式サイトを見るとわかりやすいです。
ピンにはまず大きく分けて2種類あります。 学校のグラウンドなどで使う場合は土用のピンを使用します。 陸上競技場などオールウェザートラック(ゴムトラック)で使う場合は専用のピンに変える必要があります。 種目によっても使い分けがありますが、近年は短めのピンで短い接地時間を求める選手が増えてきています。またニードルピンも普及しており、ピンの「抜け」の速さがポイントになっています。
asics パウラAS-A 5mm 品番 TTP981 長距離用のピンですが、短距離にもおすすめです。近年はニードルピンが主流になりつつあり、NIKEやアディダスのトップモデルは7mmのニードルピンを採用しています。その感覚に近い接地感があるのがAS-Aの5mmピンです。 長いピンはパワーを必要とします。 陸上初心者やパワーの少ない選手は短いピンを使用した方がいい感覚で走れでしょう。 跳躍種目は踏切時に強いグリップを必要とすることから少し長めのグリップタイプがおすすめです。 前述した通りニードル7mmの代替えとして人気な為、最近品薄です。 ミズノとアシックのピンは互換性があります。メーカー違いでも使用できますが、自己責任でお願いします。
asicsのAS-A5mmが最優先です。あまり売って無いですが・・・。
オーウェザートラック(ゴムトラック)専用のスパイク 学校の土のグラウンドでは使えない。 スパイクピンは平行ピンを使うのが一般的。最近ではニードルピンも主流になりつつある。購入したときに平行ピン又はニードルピンが付属していることがほとんど。 専門的なスパイクが多く、初心者入門スパイクではない。
オールウェザートラックでも土のグラウンドでも両方で使える。 購入したときは土トラック用のピンが付属していることがほとんど。オールウェザートラックで使う場合は前述した平行ピンを追加購入する必要がある。 オールラウンドスパイクや初心者向けのモデルが多い。
誰でも使える万能スパイク!初心者は絶対これ! 対応種目「100〜1500、幅、高、ハードル」使える種目が広くお値段もお手頃。 それでいて走りにくいかと言えばそんなことは無い。オールラウンドスパイクでしっかり走れて一人前!種目が決まってない人や、混成競技を始めたばかりの人におすすめ! 小学生はまずこれを買え!!
対応種目100〜400、ハードル 場合によっては100専用や200までしか対応していないものもある。 プレートに角度がついていたり、硬い素材が使用されておりスピードが出しやすい。 ただしトップクラスのスパイクは怪我のリスクも高い。 短距離の基礎動作が出来上がってから購入するのがおすすめ
軽量に作られており疲れにくい。短距離スパイクよりはつま先の角度が緩やかで、足へのダメージが大きくなりすぎないように、短距離スパイクより柔らかい素材で作られている。 最近では800向けに硬いものや、反発にこだわった作りになっている物もあるが、基本的な動作や接地が未熟なら硬いスパイクは選ぶべきではない。 初心者はオールラウンドスパイクで問題なし!スパイクの軽さや反発にこだわりたくなってきたら購入を検討してみよう!
幅跳・棒高跳・三段跳のスパイクは共通の場合が多い。メーカーによっては分けている場合もある。 強い踏切の力に対応できるよに作られている。ミッドソールが厚めに搭載されている。ソールは踏切に対応できるようにフラット構造。反発が大きくなるように、硬い作りになっている。 あくまで跳躍用につくられているスパイク。このスパイクを短距離走で使うのオススメできない。 中学生になって跳躍の基本動作を習得して、跳躍に本格的に取り組むときに購入を検討しよう!
高跳スパイク・槍投げスパイクは踵にもスパイクピンが搭載されています。高・やり兼用のモデルも存在していますが、近年ではそれぞれ専用スパイクとして発売されている場合が多くなってきました。 高跳スパイク・槍投げスパイクともに「右踏切用・左踏切用」「右投用・左投用」ととして販売しているメーカーもあります。(左右兼用で発売しているメーカーもあります)
ここからは初心者向けのおすすめスパイクを紹介していきます。 初めての試合に向けて練習している小学生や、中学で陸上部に入学したばかりの選手を想定して商品紹介をしていきたいと思います。
長年、陸上競技入門スパイクとして親しまれています。陸上をやっている人ならみんなが一度は目にしたことがある定番スパイクです。 兼用スパイクで土トラックでもオールウェザートラックでも使えます。 初心者はもちろん混成競技を始めたばかりの選手や専門種目未定の選手におすすめです。 価格もお手頃で、1万円以下で買えます。 オールウェザートラックで使用する場合は平行ピンを購入する必要があります。おすすめは5〜7mm程度の軽量タイプまたはグリップタイプです。 対応種目 100〜1500m、ハードル、幅跳、高跳
初心者向け、兼用オールラウンドスパイク。陸上を始めたばかりの選手や、種目が決まっていない選手におすすめ! まずはこのスパイクから初めてみましょう! 前述のエフォートとどちらが履き心地がいいか比べてみてください。 オールウェザートラックで使用する場合は平行ピンを購入する必要があります。おすすめは5〜7mm程度の軽量タイプまたはグリップタイプです。 一万円以下で購入可能 対応種目 100〜1500m ハードル 幅跳 高跳
最初に紹介したエフォートよりも短距離走に適した作りになっています。 ソールの形状が異なり縦方向の屈曲に強くなっています。 兼用スパイクです。オールウェザーで使用する場合は平行ピンを購入する必要があります。おすすめは5〜7mm程度の軽量タイプまたはグリップタイプです。 1万円以下で購入可能 対応種目 100〜400m・ハードル
中高生に大人気のスパイクサイバーブレードです。マジックテープ式で着脱が楽。紐タイプのSPブレードもあります。オールウェザー専用スパイクです。土トラック、学校のグラウンドでは使用できません。 短距離用のプレートが搭載されていますが、トップモデルに比べると柔らかい作りになっています。適度な傾斜がついており、接地をサポートしてくれる構造になっています。 扱いやすいモデルで、短距離初心者をサポートしてくれる様々な機能が搭載されています。本格的に短距離に取り組みたい選手に試してほしい1足です。 元々グリップタイプの7mmピンが附属していますが、お好みで軽量タイプの5〜7mmにカスタマイズしてもいいと思います。 対応種目 100〜400m・ハードル
短距離向けの「ヒートスプリント」よりも長距離むきの構造になっているスパイク。踵のクッションやソールの屈曲性が異なり、1500mと跳躍種目にも対応している。 長距離色が強いのオールラウンドスパイクといった感じ。 オールウェザーで使う場合は平行ピンを購入する必要があります。おすすめは5〜7mm程度の軽量タイプまたはグリップタイプです。 長距離専用で使う場合は5mmの軽量タイプピンです。 対応種目 100〜1500m・ハードル・高跳・幅跳
次回は中〜上級者向けスパイクを紹介します!!